2周目の楽しみ方

裏ボスやマルチエンディングを楽しんだら、2周目にも挑戦しましょう。写真クエストでサンディを探したり、種を集めてステータスMAXを目指すよりも、2周目の方が楽しめることが多いです。

2周目を始める前に

あらかじめ書いておきますが、クリアデータを引き継ぐことはできません。レベルは1からですし、アイテムも集めなおすことになります。

やり込んだセーブデータも、念のため残しておきましょう。サンディ探しなどと2周目を並行して楽しむのも良いです。

楽しみ方1:異なるスキルと武器

各キャラには、3系統の武器と5系統のスキルが用意されていますので、1回のプレイでは全てを体験できません。初回とは異なる武器とスキルを主力とすることで、バトルや戦術をもう1度楽しむことができます。

おすすめスキル」の通りに育成した方だったら、2周目は、主人公に槍、ヤンガスに斧、ククールに弓を装備させて、主人公とククールのさみだれ系スキルを主力とするのも面白いです。バイキルトの効果は小さいですが、ヤンガスで敵守備力を下げて、ゼシカをタンバリン役にすれば、十分なダメージを出せます。タンバリン役のイメージが定着したククールを、そろそろ主力にしてあげましょう。

楽しみ方2:ストーリーの真意

ストーリーの冒頭で、ルイネロの娘ユリマが語った「人でも魔物でもない者が、やがてこの町を訪れる」という夢の話も、2周目ならその真意が分かるはずです。また、サザンビーク王が始めて主人公を見た時の反応も、主人公を誰と見間違えたのかが分かるはずです。

数は少ないですが、全てを知った後だからこそ理解できる演出というのがあります。

楽しみ方3:仲間との会話

Yボタンで見られる仲間との会話は、想像以上に豊富です。町やダンジョンに入った時、フィールドに出た時、イベントが発生する直前や直後、ボスを倒す直前や直後など、ストーリーと共に小まめに更新されます。

仲間との会話は、1度ストーリーを進めてしまうと、過ぎた内容を後から見直すことはできません。1度目のプレイでは、ついついストーリーを先に進めてしまいがちですので、2周目でじっくりと仲間の会話を聞いてみましょう。

ヤンガスに「目利きのヤンちゃん」や「アニマルヤンちゃん」と呼ばれた子供時代があったこと、ゼシカが小遣いをコツコツ貯めて今の衣装を買ったこと、ククールが女王やエルフさえも恋愛対象と見ていること、トロデが「細身で長身のロマンスグレー」と正体を偽っていること、トカゲ嫌いのチャゴスがカエル顔のトロデ王を見ても平気かヤンガスが心配していることなど、意外な裏話を聞けます。

楽しみ方4:モリーとの会話

モリーの加入が遅いと、それだけイベントや仲間会話でのモリーの言動を見逃してしまうことになります。モリーの加入は、最速でゼシカ再加入後なので、少々無理をしてでも、この段階でバトルロードランクSで優勝しましょう。

モリーとの会話は、他のメンバーと比較しても特徴的です。特に、闇のレティシアでは、住民に注目されてスーパースター気分に浸ったり、白黒世界をかくれんぼに例えたり、神鳥の巣で登山気分だったり、全く緊張感がありません。

楽しみ方5:低レベルクリア

上手な方なら、どれだけ低レベルでクリアできるかに挑戦するのも面白いです。シンボルエンカウントは無駄な戦闘を避けるのに便利ですし、ボス戦も中断セーブを利用してから挑戦できますので、低レベルクリアとリメイク版ドラクエ8の相性はぴったりです。

誰かと競う場合は、平均レベルで競うのか、最高レベルのキャラで競うのか、あらかじめルールを確認しておきましょう。

楽しみ方6:最短クリア

どれだけ短時間でクリアできるかに挑戦する楽しみ方もあります。効率的なレベル上げ、最低限のアイテム収集、短時間で敵を倒す戦略など、あらゆるテクニックを要求されます。難易度は極めて高いです。

楽しみ方7:最初から2人旅

エンディングの1つに、ゼシカとの2人旅があります。この展開が好きな方は、最初から2人旅に挑戦してはいかがでしょう。ヤンガスやククールなどを常に殺しておく、いわゆる縛りプレイです。

レベル上げに費やす時間が長くなりますので、マニア向けではあります。一部の女性の方には、主人公とククールの組み合わせの方が楽しめるかも知れません。